くらし情報『日本映画初のドルビーシネマ対応作品 水谷豊監督のリアルな群像劇』

2019年5月14日 18:30

日本映画初のドルビーシネマ対応作品 水谷豊監督のリアルな群像劇

轢き逃げ事件をモチーフに、加害者と被害者家族、真相を追う刑事たちの群像劇を描いた映画『轢き逃げ―最高の最悪な日―』。毎熊克哉さんは新米刑事・前田俊を演じている。

人のプランに乗っかったほうが面白くなることを知った。
日本映画初のドルビーシネマ対応作品 水谷豊監督のリアルな群像劇


「ただ事件を解決するような作品ではないので、最初からあえて刑事を演じないようにしようとは思っていました。仕事というより、正義感の強いひとりの男が、人生で偶然出合ってしまった事件と向き合っているような雰囲気が出せればいいなと」

作品の監督・脚本を手がけているのは、劇中にも被害者の父親・時山光央役で登場する俳優の水谷豊さん。

「それまで水谷さんにお会いしたことがなかったので、キャスティングしていただいた時は本当にびっくりしました。水谷さんはこれまでチャーミングな役を演じられることが多かったと思うんですけど、前田俊という男には、どこか似たような可愛らしさが漂っていて。自分の短い俳優人生の中で、ここまでチャーミングな役をやることがなかったので、演じることも、水谷さんがどんな演出をされるのかも楽しみでした」

実際に現場では、水谷さんによる細やかな演出があったそう。


「僕はボロが出やすい人間なのですが(笑)

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