2019年10月10日 19:40
四姉妹が語る人種を超えた恋愛「人種から人を好きになってもいい」
といってまったく真剣には受け止めてくれませんでした。でも、そのときに初めて、私のほうをしっかりと見て、「わかった。じゃあ、私が教えてあげる」と言ってくれたのです。
ただ、彼女はその翌年に亡くなってしまったので、残念ながら教えてもらえるチャンスはありませんでしたが、だからこそ、まだやり終えてないことがあるという思いと答えを求めて東京に戻って来ているんだと思います。
アリヤさんじゃあ、あなたも次は桜の花びらを食べないとね(笑)。
アマニさんだから、次回は4月にまた来ることにします!
アリシャさん
―いつでも東京でお待ちしています。アリシャさんは、撮影中のことなどで思い出すことはありますか?
アリシャさん彼女のことを考えるたびに思い起こされるのは、『ムアラフ』の現場でリハーサルをしていたときのこと。車の中のシーンで、アマニともうひとりの共演者が前に座っていて、私が後ろの座席に座っていると、ヤスミンが車の中に入ってきて、私を膝枕で寝かせくれました。
本当に気持ちが落ち着きましたし、私を気遣っていることが伝わってきたので、安心して思わず寝てしまったんです(笑)。そのとき私は聖書のなかのある1節を言わなければいけなかったんですが、順番が来ると彼女がポンポンと優しく合図をしてくれたのでセリフを無事に言うことができました。