くらし情報『高見沢俊彦「あれ、俺、結局二人に書かされた…?」THE ALFEEの絆とは』

2019年11月9日 21:00

高見沢俊彦「あれ、俺、結局二人に書かされた…?」THE ALFEEの絆とは

それこそが最大のバンドの利点、強さなんです。音楽を続けてこられたのは、バンドという形だったから。そういう意味で、二人にはとても助けられたと思っています。45年続けてきて、今なおこの3人でバンドをやるのが楽しい理由…、それはたぶん、僕が二人をミュージシャンとして認め、尊敬しているから。僕ができないことを彼らは、彼らができないことを僕はやっているという自負がある。バンドは総合力があってこそ。アルフィーは誰かが突出しているバンドではないからこそ、総合力が大事。とはいえ、「互いをリスペクトしてる」とか、言葉で確認したことは一度もないですね。
絆は確認し合うものじゃない。愛も夢もそうだけど、目に見えないものは、確認してしまうと違う方向にいってしまう。それよりも、一緒に音楽をやる喜びだけを感じていくことが大事なんだと思います。

ちなみに、以来アルフィーの曲は結局僕が全部書いていて、「あれ、俺、結局二人に書かされた…?」と思わないこともない(笑)。でも、二人に上手く乗せられてこうなったとしても、それはそれ。その曲をステージで最もかっこよく再現できるのは、あの二人なわけですから。そこに僕は、絶大な信頼を持っています。

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