2020年1月9日 18:00
25周年を迎えたゴスペラーズが「令和は僕たちの時代」と語るワケ
夜の8時でこんな辛いのか、目がしばしばするぞと。25周年を迎えて、僕も働き方改革です(笑)。
ーーそうなんですか(笑)。ではまったく違う切り口のお話ですが、おふたりが魅力的だと思う女性像はどんな人でしょうか。
黒沢いまは、女性像自体が変わってきている最中で、女性も変わっていく過渡期ではないかと思うんです。少し前までは「女子力」という言葉がありましたし、男性を立てる女性が男性にとってはラクではありますよね。でも、これからは主体的にバンバン行動していく女性がより活躍するでしょうし、僕としてもこちらからいくよりも、女性からグイグイ来られるほうがいいという感じになっています(笑)。
村上それこそもう「男性」「女性」で語る時代でもなくなってきていますよね。
少し話がそれますが、悩んでいるのは、コンサートで「男性—!」「女性ー!」という呼びかけをするのはもう封印だなと思っています。いままでなら、大多数のことを指しているんだからという話で済んだことが、済まなくなっていくから、いまの時代は「レディースアンドジェントルマン」という言葉じゃないなと。
実際に、その言葉を使ってはいけないというわけではないですが、僕らのような立場の人が鈍感であるといけないじゃないですか。