2020年3月5日 20:10
市原隼人、佐藤大志は「これからもずっと気になる存在です」
彼が撮影を経るたびに、どんどん積極的に現場と向き合っていく姿を見て、涙が出そうになるほど嬉しくなって。この作品に参加して良かったなと思いました。
ーー役者の先輩として、アドバイスをしたことは?
市原さん 自分から教えられるものなんて微々たるものですが、「お芝居は人が普段見せない姿を見せていくもの。恥じらいや躊躇する気持ちを捨て、感情に残していけば、必ず良い作品になるし、役者としてもっと楽しめるよ」とだけ、伝えました。彼はしっかりと頷きながら、僕の話を聞いてくれました。彼は、これからもずっと気になる存在です。親心のようなものかもしれません(笑)。
ーー最後に、この作品の魅力をお願いします。
市原さん 僕にとってめったにないことなのですが、笑いが止まらなくて本番中に吹き出したことがあるほど、笑いの絶えない楽しい現場でした。夏の学校に通う生徒のような気持ちで撮影に挑むことができたんです。青春はいくつになっても味わえると、改めて感じました。
甘利田の暴走を楽しみ、彼の言葉に共感し、最後には忘れかけていた懐かしい記憶を呼び覚ましてくれる、そんな作品に仕上がっていると思います。令和初のぶっ飛んだエンターテインメントをぜひご覧ください。