2020年4月13日 19:50
夢眠ねむ卒業後「通訳がいない!」新生でんぱ組.incの現在
そもそもの2019年のテーマが「愛」「ファミリー」だったので、リリースまでに1年半ぐらいの時間をかけた壮大な作品です。1曲、1曲に、このアルバムに収録をしていった意味があると思っています。
ーーでは、1年半前に、すでに「愛」と「ファミリー」をテーマにして活動されていたのですか。
古川アルバムの最後の「いのちのよろこび」という曲が、現体制で走り出した1枚目のシングルだったんですね。そのツアーが2019年の初頭で、そのときに「でんぱ組っていろいろな背景がある子の集まりだけど、やっと今になって大事なのは愛なんじゃないか? と気付きはじめた」ということをプロデューサーが言い始めて。私は日常会話で「愛がさあ〜」とは、なかなか言わないんですが。
相沢うん、なかなか言わないよね(笑)。
古川10年ぐらいでんぱ組.incをやっていて、前まではメンバーのことを「一緒に走り抜けてきた仲間」や「戦友」という気持ちがあったんです。
でも、2017年12月の大阪城ホール公演で、ぺろりん(鹿目凛)、ねもちゃん(根本凪)がでんぱ組.incに入って「家族っぽくなってきたな」という雰囲気になって。
そんな家族のようなメンバーと一緒にいる気持ちから「いのちのよろこび」