でも、僕にはすでに妻がいるので、妻で十分です(笑)。
―素敵ですね。ということは、まさに理想通りの奥さまという感じですか?
梶さん妻も人間ですから、全部がベストかと言ったら当然そうではないところもありますが、でもだからこそ、そんな“不完全さ”も愛せるような人間でありたいですね。もちろん、ぶつかることもありますけど、ぶつかるからこそわかることもありますし、それが学びなのかなと。
それは家族だけでなく、友達との関係でも言えることじゃないかなと。そういう本音でぶつかりあうことがないと、どんどん小さい人間になってしまうんじゃないかなと、今感じています。
人として大事にしたいのは相手を察する心
―結婚してから、自分が変わったなと思うこともありますか?
梶さんそれは時間が経ってみないとわからないことかもしれないですし、もしかしたら自分ではわからないことかもしれません。でも、たとえ自分でその変化に気がつけなかったとしても、相手にとって、相手のご家族にとって、恥ずかしくない人間でありたいという向上心は持っていたいです。
―結婚してよかったなと思う瞬間はどんなときですか?
梶さん違う価値観を目の当たりにして、自分の不完全さを突きつけられる瞬間がショックでもあり、楽しくもありますね。