くらし情報『哲学書&思想書がブーム! 思想家のイケメン度にも注目の3冊』

2020年7月2日 20:40

哲学書&思想書がブーム! 思想家のイケメン度にも注目の3冊

と同時に、本書は、ハラリ自身のエピソードや世界観について多くを語っている点も読みどころ。既出作と併せて読めば、その語り口に魅了されることうけあいです」

『世界は贈与でできている―資本主義の「すきま」を埋める倫理学』
近内悠太著ニューズピックス1800円
哲学書&思想書がブーム! 思想家のイケメン度にも注目の3冊


お金では買えないものやその移動に「贈与の原理」という概念を用いる著者。贈与は人や社会にどう影響しているのか。「若き在野の哲学研究者が書いたデビュー作。私たちが普段何気なく行う贈与という行為はとても不思議なものです。人はなぜお返しを求めず贈り物をするのか。交換と贈与は何が違うのか。著者が親しんできた哲学や思想を渉猟しながら贈与の秘密に迫っていく本書を読むと、いままでとは違う世界の景色を発見できるかもしれません」
『世界史の針が巻き戻るとき 「新しい実在論」は世界をどう見ているか』
マルクス・ガブリエル著大野和基訳PHP研究所960円
著者は、ポスト・トゥルースの時代における「新しい実在論」の提唱者であり、“哲学界のロックスター”と称される。
「ガブリエルの主著『なぜ世界は存在しないのか』は、硬派な哲学書としては異例といっていいほどヒットしました。

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