2020年7月10日 19:30
“結婚しない”生き方を問う ソロ活シェアハウスが舞台のコミック
「できるだけ実際のソロ活者に話を聞いてモデルにしつつ、選択してソロになった前向きな人々の生き方を見せていきたいと思いました。ただしソロ活を勧めたいわけではなく、こういう生き方もあるという紹介なので、先々に起こる課題も取り上げています。それらを作中のキャラたちがどう対処しているのかまできちんと描きたくて、勉強もしました」
シェアハウスのオーナー兼住民である城尾秋人(あきと)も、葬儀屋の跡取りとしてソロ活をリサーチしていて、ふたりはお互いに信頼を抱くように。
「仕事のために結婚しない道を選んでいる城尾もまた、選択肢を制限しています。自分の気持ちを優先させていないふたりが、お互いに干渉し、何が大切かを考え、生き方に大きな影響を与え合う、そんな不思議な縁を描こうと思いました」
ふたりは自分の気持ちと向き合ったうえで、結婚するか否か、納得のいく選択をすることができるのか。
「タイトルからは結婚するか迷っている人向けのように思えますが、結婚をしたい人、今はそのつもりがない人、迷っている人、すべての人に読んでほしいです。生き方の選択肢を広げる作品でありたいと同時にソロで生きる人たちの強さとかっこよさを楽しんでいただきたいです!」