心地よい距離感を維持したまま思ったことを明確に伝える言い回しを覚えておくと、コミュニケーションのスキルが一気に上がりますよ」(心理学者・晴香葉子さん)
今回ご紹介するのは仕事関係でのフレーズ。オフィシャルに、礼儀正しく、敬意をもって、距離を保って。
■断る:「光栄ですが、先約があります」
オフィシャル感を漂わせる。きちんと、手短に、ハッキリと。
■感謝する:「○○をしていただき、助かりました」
感謝のポイントを具体的に、明確に。時間を置かず、できるだけ早く伝える。
■謝る:「ご迷惑をおかけしました。以後気を引き締めてまいります」
みんな一度や二度は失敗経験があるので、職務上の成長につなげることを約束。
■褒める:「素晴らしいですね。勉強になりました」
一歩下がった言い方をすることで、敬意が伝わり、誠実な承認となる。
■叱る:「〇〇したほうがいいと思うのですが、いかがでしょうか」
意向を伺う姿勢を見せてオフィシャルな表現に。自分の意見ではなく役割であることをアピール。
■怒る:「1つだけお願いしたいのですが」
“1つだけ”と限定することで、相手の負担を極小にとどめたオフィシャルな雰囲気が出る。