くらし情報『喉がいがいがしてきたら…夏の終わりに食べたい果物とは?』

2020年9月8日 19:00

喉がいがいがしてきたら…夏の終わりに食べたい果物とは?

この「気」を全身に巡らせるのは肺の役目なのですが、肺もまた乾燥に弱い部分。衛気=バリア力にとっても、乾燥は大敵だと心得ましょう。

漢方薬に匹敵する、炎症を鎮める果物とは。
ということでこの時期喉がいがいがしてきたな、と感じたら、まずは体内の乾燥を防ぐ養生を。中医学では喉の痛みには「麦門冬湯(ばくもんどうとう)」という漢方薬を使うのですが、これと同じパワーを持つのが、これから旬を迎える梨。熱を抑える「清熱(せいねつ)」作用があるうえ、呼吸器系を潤す「潤肺(じゅんぱい)」の効果もあって、一石二鳥のフルーツです。生のままだと体を冷やすことがあるので、食養生的には蒸して食べるのがおすすめ。蒸し器で数分加熱すると、甘みも増しておいしくなります。
ほかに菊花茶やミント、緑茶にも清熱作用が。香りの良いものにはストレスを鎮める効果もあります。熱をこもらせる辛いものや脂っこい食べ物は、喉が痛い時は避けたほうがいいでしょう。

潤いが足りていない「陰虚(いんきょ)」体質の人は、たいてい舌が赤く、時にひび割れていたりするのが特徴。舌苔(ぜったい)もほとんどありません。当てはまる場合は乾燥しやすい体質であることを念頭に、ふだんから潤いを補う生活を心がけてくださいね。

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