くらし情報『喉がいがいがしてきたら…夏の終わりに食べたい果物とは?』

2020年9月8日 19:00

喉がいがいがしてきたら…夏の終わりに食べたい果物とは?

憂鬱な時期を、体質別養生で快適に。中医学や養生法に詳しい櫻井大典さんによる「Daily(デイリー)養生」。今回のテーマは「喉の痛み」です。
喉がいがいがしてきたら…夏の終わりに食べたい果物とは?


9月になりました。まだ暑さの厳しい日が続きますが、季節は少しずつ秋へと向かっています。空気が乾燥し始めるにしたがって、この時期からだんだんと増えてくるのが喉のトラブル。今回は喉の痛みの原因と対処法について、お話ししたいと思います。

喉の痛みは何らかの炎症が起きているサインですが、漢方では炎症を「熱」として捉え、熱が過剰になるのは体内の潤いを表す「陰(いん)」と、「衛気(えき)」が不足しているためと考えます。
陰が不足する要因はさまざまで、辛いものの食べすぎや過度なストレスによっても消耗しますし、陰は夜作られるため、睡眠不足も原因のひとつです。さらに夏は汗によって水分が失われがちですし、熱帯夜によって睡眠の質も悪くなりやすい。猛暑を経た夏の終わりは、実は非常に乾燥しやすい時期なのです。

もうひとつの「衛気」は、生命エネルギーを表す「気」のひとつで、体表をバリアのように覆っている存在。食べ物の偏りや疲労によってこの衛気が不足すると、炎症を起こす邪気が体に入り込みやすくなってしまいます。

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