2016年4月6日 20:00
おフェロ顔の生みの親・イガリシノブ インスピレーションを受けた映画とは?
ファッション雑誌やSNSでおなじみの“おフェロ顔”を流行らせた、ヘア&メイクアップアーティストのイガリシノブさん。
目の下ギリギリにのせる赤いチークをはじめ、内側から上気したような血色感を意識した“イガリメイク”は、多くの女性たちの心を掴み、もはや社会現象といっても過言ではないほどに。今の率直な気分と、その誕生秘話について伺ってみました。
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イガリ:やっぱり嬉しいですよ。みんなが喜んでくれて、自己満で終わらなくてよかったなって。
もちろん、ブームというのはいつかすたれていくものですし、それがどんどん古い顔になっていくっていうのもわかってるんですけど、ひとつの時代を象徴するメイクができたのはよかったな、と思います。私が10代の頃は安室(奈美恵)ちゃんの眉毛が流行ってて、今でもよく“あの頃は眉毛細かったよね~”って友達と話すんですよ。それと同じ感覚で、10年後に今このメイクをしている子たちが“昔はここにチーク入れてたよね~”って話してくれてたら嬉しいなって。
――やるからには流行らせたい、という思いがあったんですか?
イガリ:たしかにそういう思いもあったかもしれません。実は“おフェロ顔”の前に、加藤ミリヤちゃんに下まつ毛を描くメイクを提案したことがあったんです。