2020年10月12日 20:30
神木隆之介「年上の人でも、ボケたらちゃんとツッコみます(笑)」
と思わせるのは、愛されているからこそ。
「エンターテインメントが人を喜ばせたり、楽しんでもらうためにあるものだとしたら、どんな職業もその要素を持っていると思うんです。役者はもちろん、写真家や音楽家、ビルを造る人もそう。農家の方だって、おいしいと思ってもらいたくて一生懸命作るわけですよね。エンターテインメントで世の中が回っているなら、職業の壁や垣根なんて関係ない。楽しんでもらいたい、幸せになってもらいたいっていう思いのある人が、もっと自由につながっていけばいいですよね」
25周年を記念したアニバーサリーブック『おもて神木/うら神木』には、親交の深い同世代の人たちとの対談のほか、錚々たる役者やクリエイターからコメントが寄せられている。作品ごとに共演者やスタッフなどメンバーが入れ替わる撮影現場で、神木さんはどのようにしてそういった人たちの懐に入っていくのだろう。
「憧れている人だったら、『本当にお会いしたかったんです』と素直に言います。
緊張しすぎて何も言えないようなときは、正直にそう伝えます。緊張するのは別に恥ずかしいことじゃないし、こっちが何も言わなかったら相手はわからないから。あと年上の人でも、ボケたらちゃんとツッコみますよ。