2020年10月15日 20:50
花のある暮らしは気軽に 水を替えるたびにやるべきこととは?
やや大きめサイズが便利。写真の花びんは直径12×H 20cm。
カラー、アイビー/深まる秋にぴったりの紫色のカラー5本。流れるような茎のラインを生かして、アイビーの蔓で巻いて一つの束に。こうすれば花が好き勝手な方向を向いてしまうこともない。
「器の片側に花を寄せる生け方なら、少ない花でも格好よく決まります」
Point
植物の蔓を紐代わりにぐるぐると巻きつけて。巻きはじめは茎の先に引っ掛けて、蔓も水を吸えるようにしてあげよう。
カゴ
花びんはなくとも、カゴなら持っている人も多いのでは?ふだんバッグにしているものも活用して。写真のカゴはW32×D11×H 20cm。
アジサイ、ユーカリ2種、エリンジウム/ボリュームのある花生けに、カゴが活躍する。「もともと乾いた質感の立ち枯れる花ばかりなので、きれいな色を保ったままドライフラワーになります。
少なめの水に生けながら、自然にドライになる様子を楽しみましょう」
Point
直接水を張れないものは、中に瓶などの落とし(水入れ)を入れて使う。今回はカゴの高さに合わせてカットしたペットボトルを。
古賀朝子さん東京・世田谷の『フルール・ド・ショコラ』店主。