くらし情報『「ガス溜まり」は早食いが原因 香味野菜や食後の柑橘類で対策を』

2020年11月5日 19:30

「ガス溜まり」は早食いが原因 香味野菜や食後の柑橘類で対策を

憂鬱な時期を、体質別養生で快適に。中医学や養生法に詳しい櫻井大典さんによる「Daily(デイリー)養生」。今回のテーマは「お腹のハリ」です。

せっかちな人は要注意!よく噛む習慣を。
「ガス溜まり」は早食いが原因 香味野菜や食後の柑橘類で対策を


便秘は女性に多い悩みですが、次いで多いお腹のトラブルが「ガス溜まり」です。お腹が張って苦しい、静かなときに限って音が出そうになり緊張する…、そんな声をよく聞きます。ガスが溜まっているとき、体では「気滞(きたい)」が起きていると考えられます。中医学でいう「気」は、体を動かすエネルギーを意味し、これが滞るとさまざまな不調が生じると考えます。
月経前に胸が張って痛むほか、イライラするなどの情緒不安定感、不眠など、メンタルにも影響大。症状が安定しないことも気滞の特徴で、気持ちが浮き沈みする、便秘と下痢を繰り返す、など相反する状態を行ったり来たりします。

箸置きで早食いを予防。補気(ほき)の食材も控えめに。
こうした気滞体質の人はたいていせっかちで、食事も早食いの傾向が見られます。短時間で済ませる食べ方は、食べ物と一緒に空気をたくさん飲み込んでしまうため、ガスが溜まる要因に。また、よく噛まないで食べることは消化吸収と気の配分を司る「脾(ひ)」

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