くらし情報『1日8回以上のトイレは黄色信号! 実は水分の摂り過ぎでトラブルに?』

2020年12月3日 19:30

1日8回以上のトイレは黄色信号! 実は水分の摂り過ぎでトラブルに?

憂鬱な時期を、体質別養生で快適に。中医学や養生法に詳しい櫻井大典さんによる「Daily(デイリー)養生」。今回のテーマは「トイレが近い」です。

腎(じん)を弱らせる、ちょこちょこ飲みに注意!
1日8回以上のトイレは黄色信号! 実は水分の摂り過ぎでトラブルに?


体が冷えて、トイレに行きたくなる。とくに冬場は経験上誰でもあることだと思いますが、あまり頻繁に行きたくなるようなら、中医学では「未病」、病気とまではいかないけれど不調であるという状態を疑います。朝起きてから寝るまで、4~7回なら健康の範囲内ですが、8回、10回となると黄色信号。要注意です。

頻尿の原因で一番多いのは、水分と熱のバランスを司る「腎」が弱っていること。
「腎陽虚(じんようきょ)」といって、腎が本来持っているはずの、体を温める作用が低下していると考えます。本来、熱が足りていれば水分は気化され、必要とされる場所へと分散していきます。ところが熱が不足して気化が進まないと、余った水分が漏れ出てしまう。これが、トイレにしょっちゅう行きたくなってしまう理由。薄い尿がたくさん出るほか、顔が青白い、お腹を壊しやすいなども腎陽虚の特徴です。

多くの人が、必要以上に水分を摂っている。
腎のテリトリーは腰まわりなので、ここを冷やさないこと、しっかり歩いて振動を与え、腎に適度な刺激を入れることなどが養生になります。

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