2020年12月6日 14:00
ムロツヨシ、大泉洋に「ぼやきすぎ(笑)」 『新解釈・三國志』で共演
ムロ:「昔はもっと、笑いこらえてたじゃねえか」ってね(笑)。でも、福田さんは基本的に「肩の力を抜いてやりましょう」という人です。前に福田さんを「大きな赤ちゃん」と呼んだ方がいましたけど、本当にその通りで、こっちがバカになったり、アホなことをしてあやすと、大喜びしてくれる赤ちゃんです。
――実に12年ぶりの共演ですが、この作品を通じて感じたお互いのすごさや魅力は?
大泉:ムロくんの素晴らしさは、手数の多さですよね。台本にないことを次々に言えてしまう。僕もアドリブをやるほうだけど、「さすがに、こんなにはやらんな」と思いました(笑)。
ムロ:洋さんは、芝居の受け皿の広さがすごい。変化球を投げてもキャッチして返してくれるので、またこちらから投げられるんです。
洋さんとのお芝居の“遊び”が楽しくて、失礼ながら、遠慮せずいろいろやらせてもらいました。
――オールスター映画ですが、お芝居を交えて特に印象に残った方は?
大泉:山田(孝之)くんが「大泉さんと共演できてよかった」ってコメントくれましたけど、一方的に、延々と僕に話してるだけだったから、本当に喜んでもらえたのか心配ですね。
ムロ:『勇者ヨシヒコ』での孝之は、受け身の役なので、実はやりたいことを全部できるわけじゃないんです。