2020年12月15日 20:00
声優・蒼井翔太は「多くの占い師より遥かにすごい」 鏡リュウジが太鼓判!
という綺麗な絵柄のカード。占う前に、まずはどんなカードがあるのか一枚一枚をずっと眺めて、78枚のカードの意味を全部ノートに本から書き写したりしてました。
タロットと対峙すると、自然と言葉が浮かぶ。
――今はどれくらいの頻度で占っているんですか?
蒼井:カードには毎日触ります。夜寝る前、目についたカードを手に取って一枚一枚じっくり眺めたり、もちろん占うときも。声優のオーディションってひとつの作品で4役受けたりすることもあるんですけど「今日受けたオーディションでどの役が受かる可能性が高いか」とか、そういうのを“一枚引き”でお遊びで占ってみたり。
鏡:この前、実際に占ってもらったんですけど、蒼井さんは変な話、多くの占い師さんより遥かにすごい。一枚一枚を眺めるっておっしゃいましたけど、カードへの愛情や理解が深い。
それと、自分の心の中を常に内観されていると思うんですよ。だからカードを見たときにインスピレーションがすごく湧き上がる。タロット占いで陥りがちなのが、カードの意味を暗記して、それを無理やり繋げるような棒読みリーディング。でも蒼井さんはそれが一切ない。相手の話や状況をよく聞いたあとカードを並べて、ひと呼吸置いてその間に湧いたイメージと、占う相手へのモニタリングをして自然に結びつけた言葉の選び方が、本当に素晴らしいんです。