2020年12月20日 19:30
のん主演『私をくいとめて』の“素敵な部屋”がスゴイ! その作り方は?
大人の女性のかわいらしさを、本当に作原さんは素敵に表現してくれて。私はあまりいろいろ決め込まず、現場で見たものを活かして撮影をしていくタイプなのですが、今回は作原さんが用意してくれた雑貨からも、たくさんヒントをもらいましたよ。「あ、この雑貨があるなら、こういうセリフを言わせたら楽しいかな」とか…。
作原:それには本当に驚かされました。インテリアアイテムが物語に取り入れられていくんです。例えば鳥のオブジェとか、フレグランスの小物とか…。どう使われたかは、ぜひ映画を観て確認してください(笑)。
――コロナ禍での撮影で、当初ローマロケを予定していたシーンも、日本で撮ったと伺いましたが…。
大九:そうなんです。でもそのシーンも、作原さんの力で、みつ子と観客のみなさんを、皐月(橋本愛)が住むローマに無事お連れすることができたのでは、と思っています。
作原:普段の仕事で、イタリアのメーカーさんとやりとりしていたことがまさかここで役立つとは(笑)。そんな経験も含めてですが、映画は本当にいろんな人の思いで出来上がるものなんだと、今回もまた実感しました。やらせていただいてよかった。
大九:ぜひまたご一緒しましょう!
作原:ありがとうございます!
こちらが対談の中でも出てきた、ストーリーに加わったフレグランスアイテム。