くらし情報『「夜は、恋するためにつくられ…」 当代きってのモテ男が読んだ詩とは?』

2021年2月6日 20:10

「夜は、恋するためにつくられ…」 当代きってのモテ男が読んだ詩とは?

より

「夜は、恋するためにつくられ…」 当代きってのモテ男が読んだ詩とは?


自らの死とさえ戯れた早世の詩人の遊び心。
22年間の短い人生を駆け抜け、数多くの作品を遺した村山槐多。

「画家でもある彼は、ほとばしるようなガランス(茜色)をふんだんに使った絵で知られています」

亡くなる直前に紡いだ言葉からも、特異な生き様が見えてくる。

「死を忌むべきもの、怖いものとは捉えず、まるで友人のようにえがいている。エネルギーの塊のような人間に死期が迫ってきたときの心のあり方、命を燃やし尽くそうとする様が鮮烈です」

『槐多の歌へる 村山槐多詩文集』村山槐多酒井忠康編1600円(講談社文芸文庫)

Pippoさんピッポ近代詩伝道師、朗読家、著述家。2009年より「ポエトリーカフェ」を月例にて開催。著書にエッセイ『心に太陽を くちびるに詩を』、インタビュー集『一篇の詩に出会った話』。

※『anan』2021年2月10日号より。
写真・中島慶子文・兵藤育子

(by anan編集部)

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