2021年2月6日 21:10
ネット炎上もウェルカム!? 復活した『電波少年』の魅力を“ラスボス”が語る
一方的に見てもらうんじゃなくて、コミュニティが番組を動かすんです。企画を提案したり、番組を進行するのだって見ている人がやればいい。リアルとネットとテレビ、その垣根のない番組を世界ではじめて作りたいと思っています」
実際に『電波少年W』では、コミュニティサイトを設け、ゲストに聞いてみたいことや企画を自由に投稿、ディスカッションができる。さらに番組内でもアプリを使い、スマホ画面をフリップボードのように使って視聴者が番組に参加する。番組はWOWOWで放送のほか、YouTubeなどでも配信。そこにコメントをつけることもできる。視聴者と繋がって、土屋さんがもっともみんなと共有したいこととは?
「テレビの記憶を聞いていきたいんですよね。テレビには約70年も歴史がある。
だから、全員に自分だけの思い出ってあるでしょ?みんなの記憶からテレビ全史のようなアーカイブを作れたら。そこに番組を作ったテレビマンたちの話を紐付けたら、テレビがもっと身近で面白いものになる。かつてテレビ界の帝王といわれたディレクターやプロデューサーを招いてね、墓場に持っていこうとしている裏の話を吐き出していけ!とやりたいわけ(笑)」