2021年2月22日 21:10
北村匠海が「SとかMとかの次元を超えた人」と語る、DISH//メンバーは?
結成10年目を迎えたDISH//。2020年の音楽界を席巻し、ニューアルバム『X(クロス)』の発売も控え順風満帆に見える彼らだが、「これからが勝負」と口を揃える。結成10年目、秘めた野心を聞いてみた。
DISH//が語る「猫」以前/以後、そしてこれから。
――’20年は、「猫」の大ヒットがありました。ブレイクの実感は?
橘 柊生:曲が世間に広まった後にライブができていなくて、ブレイクしてるのかどうなのか、まだ理解できていないというのが正直なところですね。約1億回というYouTubeの再生回数は、数字としてはすごいけど、実態としてはまだ感じられていなくて。
北村匠海:そうだね。
これまでいろいろ苦い思いもしてきたので、まだ実感がわかない。「すごいですね」と言ってもらっても、「ありがとうございます、恐縮です」と畏まってしまうというか。
――歩んできた道のりを振り返り、変わらないメンバーは?
矢部昌暉:グループが結成された時は、最年長が高1、最年少が中2でした。9年間いろいろ経験して、それぞれ大人になりましたけど、根本は何も変わってないですね。
北村:特に柊生は、昔からずっとバンドの中心であり、人生を楽しんでいる感じが変わらない。