2021年2月22日 21:10
北村匠海が「SとかMとかの次元を超えた人」と語る、DISH//メンバーは?
矢部:いいふうに言ってくれてありがとう!
――ニューアルバム『X』はどんな作品ですか?
矢部:’20年の自粛明け、メンバーで集まった時に、今まで以上に一致団結できた感覚があって。そうしたいい雰囲気の中で作れたアルバムでしたね。
泉:まず「挑戦的なアルバムにしたい」というのがあったんです。その名も「ルーザー」が自作曲として初めてリード曲になって、それを1曲目にもってきたのは、かなり挑戦だし、「DISH//として戦っていくぞ」というメッセージが1曲目から伝わるんじゃないかと思いますね。
橘:このアルバムでは「ルーザー」が“動”を表現するリード曲だと思うんですよ。匠海が作詞作曲した「あたりまえ」が“静”。いろんな面を聴いてもらえる一枚になりましたね。
北村:ロック、ファンク、ヒップホップ、踊れる曲…いろんな曲が入ってるからね。
アルバム制作中で一番の思い出は、自分たちが作った曲を15曲くらい並べて選ぶ会議でした。「DISH//の歩んだ道とはなんたるか」みたいなことを話す時に僕と柊生がヒートアップしちゃって、スタッフさんと強めの言い合いになったんです。その時、4人の結束を感じられたからこそ、血の通ったアルバムになりました。