2016年6月28日 08:00
YEN TOWN BAND復活にChara「え、なんでやるの」
伝説のバンド、YEN TOWN BANDが本格的に復活する。映画『スワロウテイル』から生まれ、’90年代に大きな足跡を残したバンドのボーカルを務めるCharaさんにインタビューしました。
「プロデューサーの小林武史さんから、またやろう、と言われたときには、え、映画の中の架空のバンドなのに、なんでやるの、と思った。とはいえ『Swallowtail Butterfly~あいのうた~』はライブでも歌い続けている大切な曲だし、アルバムも20年経ても色あせない作品です。でも月日は流れているし、どうしたらいいんだろ、みたいな気持ちはあったかな」
『Swallowtail Butterfly~あいのうた~』とアルバム『MONTAGE』は、’96年にヒットチャート同時1位を記録した作品。
映画でCharaさんが演じた“グリコ”は、中国から来た娼婦でバンドの歌手。監督の岩井俊二さんも彼女のイメージで脚本を書いた部分が大きいと想像する。
「愛の歌を歌う女で、愛する者のために歌う、という部分に当時すごく共感しました。復活するにあたりCharaとどう差別化するか悩みましたけど、結局、髪型を変えたぐらいで、あまり変わってないの(笑)」