2021年4月5日 19:10
羽生結弦 若い選手と比較し「トリプルアクセルさえ跳べない時期も」
そういう中で競技会の場を設けてもらい、最後まで戦い抜かせていただいたことに、申し訳ないというか、罪悪感も少しあります。でも自分が出場したことが、少しでも気持ちが変わるきっかけになってくれたらいいと思いました」
『春よ、来い』はプログラム作りでも、「’17年ごろからやっと自分らしさが見えてきて自分の色が出てきた」と話していた羽生が、アイスショーのコラボレーションを機に、自ら選曲して作り上げた愛着を持つプログラムだ。演技後に羽生は「何よりもこの世の中に、一番伝えたいメッセージだったので。それで少しでも、心が温かくなるように演技をしたかった」と話した。
彼が空中に撒きあげた氷片は、誰もが待ちわびる春の訪れへの願いだった。
『春よ、来い』
作曲・松任谷由実振り付け・デヴィッド・ウィルソン
’18年ファンタジー・オン・アイス後半B公演で、ピアニストの清塚信也とのコラボレーション。彼自身が選曲して踊り、エキシビションプログラムにした。
『Let Me Entertain You』
作曲・ロビー・ウィリアムス振り付け・ジェフリー・バトル
はにゅう・ゆづる1994年12月7日生まれ、宮城県出身。
4歳からスケートを始める。