くらし情報『眞栄田郷敦「やっぱり中高生の時は…」と苦笑い 恥ずかしい青春時代』

2021年5月14日 21:10

眞栄田郷敦「やっぱり中高生の時は…」と苦笑い 恥ずかしい青春時代

イヤなやつという印象ですが、それが後半では心を入れ替えていくんです。

――感情表現の切り替えがなかなか難しい役柄ですね。

眞栄田:そうですね。前半と後半では差をつけたかった。最初は人の目を見ずに、余裕ぶって顎が上がっている感じ。誰かと話す時にも片側重心で何かにもたれているスタイルでしたが、後半は目の色を変えて、真っすぐに人を見るように意識しました。でも多かれ少なかれ、誰もが自分を良く見せよう、大きく見せようと思った経験はあると思っていて。そういう意味で南川は人間味があって、感情移入しやすい人物だと思います。


――眞栄田さんもそういう経験はあったのでしょうか。

眞栄田:やっぱり中高生の時は…(笑)。自分をカッコよく見せるために髪の毛をセットし始めたり、ファッションに興味を持ち始めてアクセサリーなどもつけだしたり、そういう時期がありました。恥ずかしいですね(笑)。でも高校を卒業してから、無理に飾っても仕方がない、肩の力を抜いてそのまま過ごせばいいと気づきました。南川とは方向性は全然違うんですが、でも弱い部分を隠そうとする、そんな気持ちに共感はできましたね。――雪が降り積もる極寒の地での撮影。

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