2016年7月16日 22:00
誰かのためで自分もハッピー♪ すぐにできるエシカル消費とは?
自分以外の誰かのために行動したほうが幸福度が上がるという研究も出ている昨今。なぜ、人のために何かをすると幸せなのか。また、どんな取り組みができるのか、すぐできるアクションも紹介します。
幸せ経済社会研究所所長で東京都市大学環境学部教授の枝廣淳子さん、日本初で最大のクラウドファンディングプラットフォーム「READY FOR」主宰する米良はるかさんに教えてもらいました。
「幸福に関する研究では、同じ金額を使うとしても、自分が欲しいものを買うより、人のために使ったほうが幸福度は上がるという調査結果があります。たとえば自分の洋服を買った時の嬉しさはじきに薄れますが、同じ洋服を人に買ってあげたとすると、相手に『ありがとう』と喜ばれるなど、単なる消費ではなく人のために使ったという“体験”になるので、それを思い出すたび満たされた気持ちになれるのです」(枝廣さん)
つまり、“誰かの役に立てた”と思えた時に、人は幸せを感じるということ。
「自分が応援することで相手も頑張れる。
それにより、自分はその人にとって必要な人だと思えますよね?その喜びが幸せにつながるのではないでしょうか」(米良さん)
また、“誰かのため”で得られることは、こんなことがあると言います。