2021年6月5日 19:10
髙橋ひかる 料理は好きだけど「男飯ばっかり(笑)」の素顔
そこで何かが吹っ切れたんでしょうね。自分らしく無理せずに、そしてもっと自由でいようと思いはじめたんです。私、誰からも言われていないのに、勝手に女優という自分のイメージを作り込んでいたみたいです。
――いろんな気づきがあった休養でしたね。復帰作となったドラマ『レッドアイズ』を経て、現在放送中のドラマ『春の呪い』では主演を務めていますね。お芝居への向き合い方に変化などは感じていますか?
髙橋:はい。物語は、最愛の妹を亡くしてしまった私が演じる夏美が、妹の婚約者だった人から交際を申し込まれるという、人気の漫画を実写化した純愛もの。演じながら、妹が残した言葉の記憶からいろんなことを考えることも多くて、言葉やセリフに真剣に向き合うことで、自分自身への大きな学びになっています。
リアルな恋心が展開される中で、重いシーンもありますが、まっすぐな夏美の温かい感情には共感しやすいと思います。
――また一歩成長した髙橋さんの姿を見るのがとても楽しみです!ところで、今年は10代最後の年ですね。
髙橋:早ーい!もう二十歳になるんだ…(笑)。とはいえガラッとは変われないけれど、歳を重ねながら内面をもっと磨いていきたいし、自分をもっともっと好きになりたいですね。