2021年6月30日 19:30
日本での体験全てが僕の糧に…「バレエ界きっての異端児」が日本を称賛!
あと、もちろん和食も大好きです。料理の盛り付け方や配膳の仕方など、すべてが洗練されていて、考え抜かれているのが素晴らしいですよね。
大人になってからも日本を訪れることがありましたが、そのときもユニークな人々、伝統、芸術、映画などと出会い、それらはすべてアーティストとしての僕にとって糧となりました。皇室の方の前で踊る機会にも恵まれましたが、そのときには伝統的な礼儀についても触れることができ、とても印象に残っています。世界が画一的になる傾向にあるなかで、日本には今後もそういった部分を持ち続けてほしいです。
―ありがとうございます。それでは、日本の観客に向けてメッセージをお願いします。
セルゲイさんまず、僕のファンの方には「どうかショックを受けないでくださいね」と最初に伝えておきますね(笑)。
でも、とてもクオリティが高い映画で、俳優も素晴らしく、映像も美しい作品になっています。監督の特出した感性、そして全編通して描かれている愛をみなさんにも楽しんでいただきたいです。
インタビューを終えてみて……。
“バレエ界きっての異端児”と言われてきましたが、とても柔らかいオーラを放っていたセルゲイさん。