2021年8月4日 19:10
yama「『春を告げる』のデモを聴いた時は、もう動悸が止まりませんでした」
でも、今も自分に自信があるとは言えないです」
過去のインタビューでも「自信を持ちたいから歌っている」と語るyamaが、自分自身のこととして感じる焦燥感や孤独感は歌に如実に反映されている。だからこそ同世代を中心にリスナーへも、その感情が自分のことのように響くのだ。「yamaの歌で救われた」。そんな言葉で芽生えた感情がある、とも。
「全然まだまだだなって思っているんですけど、でも、ちょっとは必要としてもらえているのかもしれない、ここで歌っていていいんだって思えるようになったんです。ライブも、がっかりされたらどうしようって考えちゃうからずっと苦手で。でも実際にステージでお客さんの前で歌ったら全然違う景色があって。この光景を忘れたくないって思えるようになりました」
9月にはアルバムのリリース、そして初のツアーも控える。
「タイトルは“生きる意味”と名付けました。ネットの片隅で発信していたものでもちゃんと必要な人には届くし、聴いてもらえる。それがわかっただけでよかったと思えた。だから、もう逃げないでいようって。歌うことで生きていくんだっていう、自分なりの決意表明なんです」
待望の1stアルバムが9月1日発売に!
メジャーデビュー曲「真っ白」