2021年9月8日 20:10
動画のトレンドは? TikTokなどの「縦位置」×「数十秒の短い」動画がまだ熱い
「例えばYouTubeでは、出かける準備をアップする『GRWM(Get Ready With Me)』など、人気のフォーマットにまずは乗ること。そこで反応がよかったら、次のコンテンツを考えるというパターンです。また、最近TikTokに『テキスト読み上げ』機能が付きましたが、機械的な声で動画につけた文字を読み上げるのがシュールで面白いと多用されています。もともと目の不自由な人に向けて追加された機能が、こうした柔軟な活用法で意外なバズりを生むことも」
とはいえ、そのベースとして共通しているのは、見た人が「共感」や「驚き」を得られること。
「例えば企業アカウントの中でもドミノ・ピザのTikTokは、斬新なアレンジレシピの提案や、ものすごくチーズが伸びるピザの動画で話題に。共感や驚きで思わず拡散したくなる。そんな動画が、人気の条件です」
配信サービスビジネスは混戦状態。劇場では、邦画が復権の模様。
――今 祥枝さん(映画・海外ドラマ著述業)
映画やドラマを観るツールとして、すっかり身近な存在となった定額動画配信サービス。NetflixやAmazonプライム・ビデオがその筆頭だが、映画・海外ドラマライターの今祥枝さん曰く、なかでも注目が集まっているプラットフォームがあるという。