2021年9月21日 19:10
オズワルドの転機はあの“敗退” 「負けて学ぶことのほうが多い」
伊藤:…何言ってるかわからないですけど(笑)。あと、僕はもっとテレビに出たいです。たまに“今のテレビは面白くない”と言う人もいるけど、知ったこっちゃないですよ。あの頃の自分が憧れていたものに出たい。僕は浜省スタイルというか、「ベッドでドン・ペリニヨン、純白のメルセデス」みたいなのが好きなので。とんねるずさんとか大好きなんです。
畠中:僕は劇場で本物の漫才をやりたい。お笑いが好きで、お笑いが見せたいものを見せる。
手作りで生産数が少ない革靴を、本当に欲しい人に売るような感じです。
伊藤:そこは正反対なんですよ。でも、M-1優勝という目標は同じ。きっと、それが達成された時には、漫才師として別のレースがスタートすると思います。劇場で一番ウケるようになりたいし。M-1だと漫才の尺は4分くらいだけど、劇場だと10分とかありますから。その中でどれだけ笑わせられるかという勝負になると、他のコンビと話にならないくらい差をつけられているので。結婚式の余興でちゃんと滑りますし。
畠中:目の前のお客さんを見てネタを変えられるレベルには、達していないですから。あくまで今は競技漫才に力を入れているので。
伊藤:その時期を抜けた後、みなさん、めちゃくちゃ楽しそうになっているんですよ。