2021年10月17日 23:10
イラストレーター和田誠の軌跡 4歳からの約80年で描いた作品を公開
『僕は僕』。だから幸せな仕事人生だったでしょうね。普遍的でかわいいのが和田作品の魅力ですが、若手の現代美術家から『クリエイターとして尊敬している』という声を聞くこともあります。まだまだ知らない和田さんがいるということを、発見して帰ってくださいね」
右・映画『怪盗ルビイ』は小泉今日子主演。絵コンテなどを展示する。「快盗ルビイ」映画ポスター 1988
中・広告会社ライトパブリシティ入社1年目、無償で描き始めた日活名画座のポスター。「新宿日活名画座」ポスター 1959
左・ジャズ愛好家の和田さんにとってレコードジャケットは特別な“舞台”。
『PIANIC PIANISM』ジャケット 1977 日本コロムビア
職人芸ともいわれた似顔絵。シンプルな線が人物のたたずまいを見事にとらえて、ひと目で誰なのかがわかってしまうのが見どころ。そのほかジャズピアニスト、デューク・エリントンらを油彩で描いたシリーズも。右・「ありふれた生活」(著・三谷幸喜)挿絵 朝日新聞 2013.8.22
左・『「徹子の部屋」の30年』表紙 2007 講談社
上左・40年以上携わり、現在も旧作がリピートされている『週刊文春』の表紙。