2016年9月30日 12:00
手紙は青色で書くと誠実な印象…大人の「手紙」のコツ
お世話になった人に感謝の気持ちを伝えたり、大切な人に季節の挨拶をしたい時、あなたはどうしていますか。
今の時代、メールなら簡単に用件を伝えることもできるけれど、たまには机に向かい、心のこもった手紙をしたためてみるのも、大人ならではのたしなみ。
「いざ手紙を書こうと思っても、『書く言葉が思い浮かばない』とか『字が下手だから』といってためらう人もいるかもしれません。ですが、私は“手書きする”ということ自体に意味があると思っています。必要以上に畏まるのではなく、自分自身の等身大の言葉を贈ることが大事」(手紙文化振興協会代表理事・むらかみかずこさん)
それでも、尻込みしてしまう人は、道具の力を借りて一歩を踏み出してみるのも手。
「実際に、手紙を受け取る側の立場に立ってみると、印象に残るのは手紙の内容だけではなく、全体の雰囲気だったりします。例えば、今の季節にぴったりなレターセットや、それに合う切手やシールが使われていると、とても丁寧で気の利いた印象を受けるもの。
トータルのコーディネートに目を向けてみるのも、手紙の楽しさを知るひとつのきっかけになるかもしれません」
そこでここでは、知っているようで知らない手紙道具の選び方のコツを解説。