2016年9月30日 22:00
悪口は言う相手を選ぶべし! 正しい「悪トモ」の見つけ方
悪口もまた、禁止されているわけではないけれど、一般の人にとっては聞き苦しいし、言いすぎると自分の精神もどんよりしてくるものです。
だからこそ悪口は、タバコのような嗜好品だと思うべし。「同好の士と、他に漏れない場所で、時間を限って」語り合うのがコツなのではないかと、私は考えております。
その中でもっとも大切なのは、悪口を
「言う相手を正しく選ぶこと」
です。悪口と同じ性質を持つ話題として下ネタというものもありますが、私の場合は、下ネタを言い合っても大丈夫、というか互いに積極的に言い合うことができる友達、すなわち「シモトモ」とだけ、その手の話をしています。そして悪口を言い合うことができる友達である「悪トモ」も、もちろんいる(両者は同一人物であることもしばしば)。
悪トモは、ただ悪口好きな人であれば誰でもいいわけではありません。他人への愚痴をだらだらと話し続けるのでなく、こちらが言った悪口をジャストミートで打ち返し、場外まで運んでくれるようなキレのある反応が欲しいところでしょう。
この人は悪トモとなり得るか否かを見分けるのは、そう難しいことではありません。言動の端々に、悪口愛好の気は出るものなのであり、同好の士であれば、そんなサインはすぐにわかる。