くらし情報『SUPER BEAVER・渋谷龍太「救急車で運ばれ…」 波瀾万丈のバンドストーリー』

2021年11月25日 22:10

SUPER BEAVER・渋谷龍太「救急車で運ばれ…」 波瀾万丈のバンドストーリー

インディーズでもドラマ主題歌のタイアップだっていただける状況になって、正直メジャーに戻る必要ある?とも思った。ただ、やっぱり使える予算が1桁違うとか(笑)、どうあがいてもできないこともあった。そこでもう一回メジャーと手を組むのはどうかな?って。ただ、あくまでもメジャーに戻った時に、レーベル側に「世話してやってる」と思わせない、俺たちも「契約してもらった」と思わないようにしようと。敬うこと、尊重することは双方持って然るべきだと思うんですよね。

――ビジネス面でのノウハウも、後輩バンドに伝えられそうですね。

渋谷:スタッフサイドからすると若手が会話してほしくないバンド、No.1じゃないですかね(笑)。いろんな若いバンドマンたちと話すと「なんでそれだけしかお金もらってないの?」って思うこともあります。
それでうまくいってたり、楽しくやれてるならいいけど、そうじゃないなら助けてあげたい。契約上の不明点があれば、まずはスタッフに聞いてみてごらんって言ってます。そこで詳しく教えてもらえなかったとしても「こいつら気にしてるんだな」ってジャブにはなりますから。

結成16周年を迎えた4人組バンド、SUPER BEAVERのボーカル・渋谷龍太がバンドストーリーを綴った初の小説『都会のラクダ』(¥1,650)

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