2021年11月25日 22:10
SUPER BEAVER・渋谷龍太「救急車で運ばれ…」 波瀾万丈のバンドストーリー
と電話番号を渡してくれたこともあったし、メジャーから離れる時、いろんな方に「何もしてあげられなくてごめん」と謝られたりして。やっぱり変な現場だったんだなって。言われた通りにやること以外の選択肢がないのは辛かったです。
――2011年にメジャーから離れてインディーズに。メンバーがバラバラになってもおかしくない状況だったと思いますが、4人を繋ぎ留めたのは何でしたか。
渋谷:メジャーから離れるきっかけのひとつに、俺がレコーディング中に多忙とストレスで倒れて救急車で運ばれる出来事があって。体にガタがきたから、これは逃げるチャンスじゃね?って思っちゃいました。3日間入院した後、当時のマネージャーが4人で腹を割って話す機会を与えてくれて。
自分たちで始めた音楽なんだから、自分たちでもうちょっとやってみよう、諦めるのはまだ早いんじゃないの?って話をしました。メジャーを離れても、バンドを続けたい気持ちがまだ4人の中にはあったんですよね。自分たちでやってみてダメだったらやめよう、くらいの気持ちでした。
――インディーズで活動を始めてからはどういうモチベーションで頑張っていましたか。
渋谷:自分たちだけで活動を始めたら、何をするにも全て新鮮で。