2022年1月8日 20:00
苦手な人とつきあう利点とは? 「人づきあいの心得」Q&A
Q. 関わるコミュニティのすべてが円滑であることが望ましい?
A. 身近な人間関係の安定度と、幸福度は比例するもの。
「ひとつのコミュニティの人間関係がすごく円満で充実しているから、他はなおざりでもいいかというと決してそうではないんです」と大野さん。理想は友人、恋人、家族、会社など、属するさまざまなコミュニティの人間関係すべてがバランスよく機能している状態なのだそう。「自分を取り巻くすべての人間関係が良好なほど、メンタルが安定してストレスが軽減するので幸福度が上がります。人は誰しも多面性を持っているのが当たり前で、会社ではリーダー的存在だけれど家族といるときは末っ子キャラなど、それぞれのコミュニティに応じて無意識にキャラクターを演じ分けているもの。そんな自分の異なる一面を出すことができる居場所が多ければ多いほど安心感につながります。逆に拠り所になるコミュニティが少ないと、もしそこでトラブルが起きてストレスを抱えたときに精神的な逃げ場がなくなり、全否定されたように感じて立ち上がれなくなることもあります」
Q. 苦手な人とつきあう利点はある?
A. 深層心理にある感情に気がつき、成長するきっかけに。