くらし情報『瀬戸康史「妙な気配を感じた」 祭りで出会った奇怪なものとは…』

2016年10月27日 22:00

瀬戸康史「妙な気配を感じた」 祭りで出会った奇怪なものとは…

ちょうどお祭りの最中だったんですが、天狗のお面をつけた人がいたりするんです。近くにはカッパ淵もありましたし。そういう奇怪なものたちが生活の身近にあるんですよね。実際、何かが潜んでいそうな妙な気配が感じられる土地だったんです」

単なる空想と片付けるのは簡単だけど、長く残り続ける物語には、何か意味があるかもしれない、とも。

「伝説や民話って、表沙汰にできず隠蔽されてきた真実が隠されていて、それを後世に伝えるために残ってきたのかもしれない。そんなことを考えさせられる作品になっています」

◇せと・こうじ1988 年生まれ。福岡県出身。近作に、NHK連続テレビ小説『あさが来た』、『HOPE ~期待ゼロの新入社員~』など。
来年2月にはケラリーノ・サンドロヴィッチ作・演出の舞台『陥没』への出演も。

◇合理化を目指す政府の政策により世の中の標準化が進む時代、迷信や怪談は排斥されていた。そんななか東北弁の散文集を自費出版した作家のヤナギタ(仲村トオル)が警察に召喚され…。10月31日(月)~11月20日(日)三軒茶屋・世田谷パブリックシアター原作/柳田国男(『遠野物語』角川ソフィア文庫)脚本・演出/前川知大出演/仲村トオル、瀬戸康史、山内圭哉、池谷のぶえ、安井順平、浜田信也、安藤輪子、石山蓮華、銀粉蝶一般/S席7500円、A席5500円(すべて税込み)

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