2022年2月23日 19:40
ELAIZA「なかなか褒めてくれない」歌手である母との関係
―また、本作の主人公ズーは、自己肯定感が低く孤独な人物でしたが、共感するようなところはありましたか?
ELAIZAさん日本は自己肯定感が低い人が多いと言われていますが、理由もなく低いとしたら、それほど恐ろしいことはないなと感じてます。私はどちらかというと意識的に上げているほうですが、やりたいことが全部自分の外側にあるので、あまり自分のことを考えていないというか、「生きてるだけで偉いじゃん!」と思うようにしています。
努力していれば、自分の価値は見出してもらえるはず
―劇中では、ズーがミュージックと出会うことで自分の存在価値を見つけていく過程も描かれています。職業的にもそういうことと向き合う瞬間は多いのではないでしょうか。
ELAIZAさん存在価値というのは、 自分が意図しないほうへと転がっていくこともありますからね。でも、自分の存在価値を他人に押し付けるほど厚かましいことってないんじゃないかなって。ただ、努力することは好きなので、それを続けていれば、きっと信頼している人が自分の価値を見出してくれるとは思っています。
―最初のほうに、歌手でも女優でも監督でも垣根はないとおっしゃっていましたが、創作活動の源となっているものは何ですか?
ELAIZAさん思いついてしまうから、やるしかないんですよね(笑)。