くらし情報『日本は後れをとっている? ビジネスで大注目を浴びる「メタバース」の現在』

2022年2月26日 21:10

日本は後れをとっている? ビジネスで大注目を浴びる「メタバース」の現在

ロボットをメタバースに接続することで、現実世界と仮想現実を行き来でき、将来は人間の身体感覚が拡張して、仮想現実に没入するだけでなく、実際に行ったかのような感覚を得られるというのです。

また、サムスンも、メタバースの「ディンセントラランド」に、バーチャルストアをオープンしたことを発表しました。これからは、加齢や病気によって、たとえ自分の体が動かなくなっても、メタバースの中で働いたり、買い物をしたり、友達を作ったりすることが可能になります。

その一方で、今後はデータを握る人たちが強くなり、メタバースを運営する側と搾取される側の格差の広がりが懸念されます。

日本政府は、2050年までに人が身体や脳、空間、時間の制約から解放された社会を実現する「ムーンショット目標」を掲げています。しかし、メタバース分野の研究開発で、日本が世界から後れをとっていることは否めません。今からでも本腰を入れて進めてほしいですね。
日本は後れをとっている? ビジネスで大注目を浴びる「メタバース」の現在


堀 潤ジャーナリスト。
市民ニュースサイト「8bitNews」代表。「GARDEN」CEO。Z世代と語る、報道・情報番組『堀潤モーニングFLAG』(TOKYO MX平日7:00~)が放送中。

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