2022年3月5日 20:10
高橋文哉「料理の魅力はお芝居にも通じるな」 意外な経歴を明かす
それを見ていたから、僕も、大学に行って就活をして、会社に入るという一般的な進路を考えたことがなくて。将来は、好きなことをしてごはんを食べていきたいと思っていました。
――どんなジャンルの料理人を目指していたんですか?
高橋:フレンチです。学校では和食など一通り学んだのですが、フレンチは料理を作っている人も、作られた料理もカッコよかったんですよね。2年生の時に、1か月間、お店に泊まり込んで働いたことがあって。そこで盛り付けを任された時に、ルールがないからこそ、自分にしか作れないお皿があるという魅力も知りました。
――それでも料理の道には進まずに、芸能界に入った理由は?
高橋:ご縁があって今の事務所に入ることになったんですが、その時は正直すごく悩みました。でも、料理は役者をやりながらでも趣味でできるけど、役者はそうはいかない。
それなら、芸能界でやってみたいって。今となっては、独創性やアイデアを自由に生かせて、人を笑顔にすることができるのが料理の魅力だとしたら、それはお芝居にも通じるなって思っています。――『仮面ライダーゼロワン』が決まった時の気持ちは?
高橋:学校を卒業したばかりで、右も左もわからずに飛び込んだ世界だったので、ひとことで言えば怖かったです。