2022年3月14日 22:10
紅白出場で更に注目のAwesome City Club、ニューアルバムでの新たなチャレンジとは
まず、一曲の強度をできるだけ高めていくっていう。そして、そういう強い曲がたくさんアーカイブされたアルバムを作ろうと思ったんです」(atagi)
だからこそ、アルバムに至るまでに、7曲連続配信リリースというスタイルをとることもできたのだ。その中でも、最初にできあがった楽曲が、アルバムを締め括る「またたき」。「最後という役割を背負える楽曲」とatagiさんは語るが、そんな楽曲が最初にできあがっていたことに、運命めいたものを感じる。
「まだ見ぬ未来を歌った楽曲なので、アルバムの最後で、未来を思ってもらえればいいなって」(PORIN)
「歌詞は、自分が親の立場になった時に、子どもに注ぐ愛情ってどんなもんだろう?って、わからないことを書いたんです。自分には子どもはいないのに。だけど、考えれば考えるほど、親の持つ愛情の深さや尊さを感じて。フィクションの歌詞なのに、すごくよく書けたなって。
自分がこういう人間で在りたいっていう、哲学めいたものにも触れられて、やったことのない表現と、行ったことのない深層心理にまで手を伸ばせた楽曲ですね」(atagi)
そんなスケールの広い愛の歌の前に収録されているのが「ランブル」。