2022年3月14日 22:10
紅白出場で更に注目のAwesome City Club、ニューアルバムでの新たなチャレンジとは
アルバム初収録であり、本音が聴ける、吐き出せるような親密さがある。
「コード進行が美しい曲です。ここから見えるノスタルジー、郷愁があるだろうなって」(atagi)
「2022年になってから作りました。atagiさんのパーソナルな部分が反映されて、このアルバムの中でいちばん深いところまで潜った楽曲だと思います」(PORIN)
もちろん、楽曲の強度は全編にわたって感じることができる。PORINさんは「雪どけ」について「オーサム流の冬ソングを作りたいね、っていうところからはじまったんです」と話してくれた。他にも「夏の午後はコバルト」など、四季それぞれで聴きたい楽曲が収録されている。
そんなアルバムの1曲目を飾るのが「On Your Mark」。ギターにはモリシーさんの衝動が秘められており、だからこそテンションが急上昇する幕開けになっている。
「いちばんエキサイトしたのが、『On Your Mark』のギター録り。特に最初のデー、デッデーデーのところは、いつも部屋でギターを録っているんですけど、部屋の中でエキサイトしました(笑)。オーサムで作ったことがない音色だったし。かつ、自分がギターをはじめた頃の気持ちを思い出す音色だったし。