くらし情報『「オレオレ詐欺は日本の母親と息子の象徴」注目の女性監督が語る社会の影』

「オレオレ詐欺は日本の母親と息子の象徴」注目の女性監督が語る社会の影

という私が以前から抱いていた疑問。本作のように親子ほど離れた年上女性と若い男性の間にエロティックな要素があると、「気持ち悪いからエロは抜いてください」と言われたこともありましたから。でも、女性が妻や母となったら女であってほしくないという考えは、男性の独りよがりなのではないかなと私は思っています。

おそらく男女が逆だったらそんなことは言われなかったでしょうが、資金を出してくださるサイドには男性が多いので、大人の女性を主人公にした企画を通すのが難しいのが現状です。いっぽうで、若い女性に好かれる年上男性を描いた“おじさんの妄想映画”のような作品はいまでも多い印象ですが……。そういったこともあって、今回は大人の女性が観たい映画を作りたいという思いが強くありました。

女性が自分を活かしきれない世の中にも問題がある

「オレオレ詐欺は日本の母親と息子の象徴」注目の女性監督が語る社会の影


―そういった社会の風潮も、母親や息子に依存してしまう理由につながっているのでしょうか。

監督母親が息子を恋人のように見たり、子どもを通して自己実現しようとしたりするのは、女性が自分たちを活かしきれていない世の中に生きていることの裏返しなのではないかなと考えています。
日本だと女性が性的に魅力的なのは30代前半くらいまで、みたいな空気がありますよね。

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