くらし情報『「オレオレ詐欺は日本の母親と息子の象徴」注目の女性監督が語る社会の影』

「オレオレ詐欺は日本の母親と息子の象徴」注目の女性監督が語る社会の影

でも、いくつになっても女性としての魅力を男性たちがきちんと認めてくれていたら、こういったいびつな感じにはならないのではないかなと。決して男性だけのせいにしているわけではありませんが、社会の構造的にそうなっている責任は大きいと感じています。

―劇中では、女性が内に秘めている女の部分を恵の下着やペディキュアの色でも表現されていたように感じましたが、意識された点があればお聞かせください。

監督そこはすごくこだわりましたね。コロナ禍の影響で変更しなければいけなくなってしまったのですが、実は撮影をする直前まで恵は看護師の設定だったんです。その際に行っていたリサーチで、看護師さんたちは表に女らしさを出せない代わりに、意外と派手な下着をつけているらしいという情報を聞いたので、それを使いたいなと。

先ほどのKさんのお母さんともつながっているところですが、一見おばさんのようで実は“魔性の女”みたいな人物がおもしろいと思ったので、そのあたりは細かく作り上げていきました。

女性のアイディアがたくさん入った作品となった

「オレオレ詐欺は日本の母親と息子の象徴」注目の女性監督が語る社会の影


―また、家電の無機質な音や部屋の装飾なども、効果的使われていたと思いますが、そこにもメタファーがありますか?

監督まず部屋や押し入れのイメージは、恵の子宮です。

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