2022年3月29日 18:40
井上咲楽「洋服は7割くらいがお下がりです」 サステナブルな暮らしぶりを語る
大切に長く使い続けられるものには、どういう特徴があるのでしょうか。タレント・井上咲楽さんがご自身の愛用しているサステナブルアイテムを見せてくれました。“捨てたくならない”モノ選びのコツがわかります。
洋服はお下がりのものをいただくことが多いです。大切に着て、また誰かに渡したい。
私は何か必要なものがあったら、新しく買うより、今あるものにひと手間加えて目的に合うように作り替えたり、できるだけモノを無駄なく使いきったりするのが好きなんです。例えば食品用のラップは通常使い捨てになってしまいますが、ちょっとお茶碗にかけるくらいならもったいない。だから私は、手芸で余った布に蜜蝋をしみ込ませて作った自家製ラップを使っています。
ほかにも、料理で使った卵の殻の薄皮を焼酎などに漬けて化粧水を作ったり、空き瓶をとっておいて手作りジャム入れにしたり…。
洋服もその一つ。新しい服を買うこともありますが、最近は人から譲っていただくことが多く、いま持っているものは7割くらいがお下がりです。事務所の先輩からもたくさんいただきましたし、あとは洋服好きのおしゃれな年上のお友達から。とくにイラストレーターの杉浦さやかさんや、文筆家の甲斐みのりさんには仲良くしてもらっていて、家に遊びに行くと、着なくなった服をよくくださるんです。