2022年4月3日 19:40
和田琢磨×七海ひろき、舞台『刀剣乱舞』は「推しを見つけるのに適している」
でも七海さんにも似てる部分があるんじゃないかと勝手に思ってるんですよね。稽古場での居方を見ていると、俯瞰的にモノを見ているのを感じるので。僕から見た七海さんの印象は変わらないですね。最初から居心地のいい人でした。
七海:舞台の稽古って、取り繕ってもどうせ後々ボロが出るんで(笑)。だから毎回、ありのままですね。できないものはできませんので、後で追いつくんでっていう。気張らず、自然体でいます。
――舞台上でソーシャルディスタンスを保つために科白劇として演じた作品が、今回は「綺伝 いくさ世の徒花」として上演されますが、見どころは?
和田:最初から人となりがわかっている状態なのもあって、より深いところまで突き詰めようという気持ちはみんなにありますね。僕らは他の隊より一、二歩進んだ状況から始まるわけだから、普段では到達できないところまで掘り下げようと、稽古場でも末満さんが発破をかけてくださってました。
七海:今回は突き詰めるだけの時間もあったしね。科白劇で一度やってるから、前回と同じ部分は自分の中にまだ残っていて。でも、それを思い出しながらやっていると、今度は前回とはまた違う感情が生まれたり…。