くらし情報『尾崎世界観の“歌詞集”が発売! 10年前の伏せ字「××××」も明らかに!?』

2022年4月25日 20:40

尾崎世界観の“歌詞集”が発売! 10年前の伏せ字「××××」も明らかに!?

音のない中で文章を書くようになったことで、前ほど音に引っ張られなくなった歌詞は、縦書きにした時の印象もよかったです」

自作を読み返し、書き直したくはならなかったのだろうか。

「小説やエッセイは読み返すのがきつくて、すぐに書き直したくなります。でも、歌詞については自信を持って読み返せました。歌詞以外の作曲やアレンジ、小説やエッセイ、テレビでの立ち居振る舞いなどは常に足りていないので、もっと勉強しなければならないと思っているんですけど、歌詞に関してはこれで成立している、大丈夫だと思える。作詞という、とても大事なお守りのような表現を持っているので、テーマを出し尽くした、もう書けないと諦めそうになってもどうにか書き続けてこられたし、本にまとめたからといって区切りがついたわけでもないですね」

今回、帯と「はじめに」「おわりに」を歌詞として書き下ろした。「帯」では「(誰かの)帯だけで一冊作れるくらい書かせていただいた」という自分への皮肉がたっぷり。「はじめに」では、歌から言葉を切り離す作業を綴った。
「まず曲を作って、そこに言葉を流していくという順番が染みついていて、歌詞から書く作業は本当に時間がかかりました。

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